2010/09/27

Pythonでアジャイル開発サイクル 2010ver. 再演・感想

XP祭りの打ち上げで勢いダメもとで清水川さんに再演を依頼したところ快く引き受けていただきました。

清水川さんの発表された内容は、XP に基づいた「開発基盤コトハジメ」だと思います。
Scrum だと、とかく人間関係や、チームビルディングに話の中心が動いてしまいますが、こういった開発基盤が重要だと思っています。

Agile Day 2010 では、もともと「開発」<->「チーム」とブームが行ったり来たりしているというお話がありました。確かに、そういう傾向があり、XP では開発よりの実践的なプラクティスが数多く提案されています。

では、その揺り返しブーム「チーム」側である Scrum だと、XP で提言された開発プラクティスを実践しなくて良いか?というと、そうではないと考えています。むしろ、XP で提言された内容をベースとして、Scrum では開発を行う必要があると考えています。

Scrum を実行していくためには、
CI (Continuous Integration)
BTS (Bug Tracing System)
などが必要だと考えています。

なぜなら、Scrum の核は、進捗管理方法の変更だと思うからです。
個人的には、Lean も進捗管理の方法の変更だと考えています。
って、前置きが長いですね。この続きはどこかで…。

ま、そこで、清水川さんのプレゼンは、どうしたら良いか分からない、という方へのきっかけになるかと思っています。

最後の方で、すべての道具を使った時の俯瞰図が出ていますが、最初から全てのプラクティスを使用するのは不可能だと清水川さんは、仰っていました。
少しずつ使っていこう、と。

まずは、ソース管理とBTS 。
ソース管理は、初めてのプロジェクトに勧めるのなら、分散管理システムだそうです。
なぜなら、サーバーを立てる必要がないため、とのこと。
BTS は、ま、なんでもいいんじゃない?